ストラスブール
少し前になるが、フランスのストラスブールに観光へ行ってきた。
ストラスブールはドイツになったりフランスになったりと、歴史上色々なことがあった国境の街だ。
この街を争わない為にEU構想が作られたことでも有名。EU本部はベルギーのブリュッセルに置かれていることは有名だが、ストラスブールにもEU評議会会場がある。
これがEU評議会会場だが、川下りの船の中から撮ったので画像が悪い。
この船に乗って市内観光が出来る。
イヤホンガイドが日本語を選択できるところが嬉しい。
しかし、一番初めの場所が処刑が行われた橋の紹介からだ。悲しい過去の教訓はもちろん必要だが、始まりがそれとゆーのは日本人には衝撃かもしれない。
たまたま後ろの席は日本人家族だった。奥さんは子供から質問されて困っていたな(笑)ウキウキで乗船→処刑の意味を子供に説明
川下りは色々と説明があるが、この街が戦争による悲しい過去があることが良く分かった。
さて、この街のメインといえば、ストラスブール大聖堂だ。
少し分かりにくいが、外観が朱色なのが分かるだろうか。これがここの特徴だ。
素晴らしいゴシック建築美だ。
細部にまでの装飾は素晴らしく精巧で更に圧倒的な高さだ。
これは裏口だが、細部にまで装飾が施されているのが良く分かる。
ゴシック建築といえば、ステンドグラスの美しさだ。
外からでは全く分からないのだが
素晴らしいとしか言いようがないだろう。
全ての窓が精巧な装飾のステンドグラスだ。
こんなに素晴らしい建造物の1つパリの大聖堂が焼失したことは大きな記憶記録の損失。
ここもノートルダム大聖堂の一つだ。
ノートルダム大聖堂はフランスにいくつかあり、ここもその一つで世界遺産だ。
世界遺産登録としてはこの街の旧市街も含んでいる。プティットフランスと呼ばれている。
美しいドイツ風の木組みの家々が建ち並ぶ。
やっぱり世界遺産だなーと思っていたが、、
落書きだらけ、ゴミだらけだ。
川も濁って決して美しくないことが分かるだろう。
もし、日本で世界遺産に登録されたならゴミ一つ落ちていないだろう。川も洗浄して美しく保つことだろう。
こーゆーヨーロッパの感覚はガッカリする。
あー後進国だな。と思う。
実際このような古い建築物が残っているのも、金がなくて、単に残してしまった。のではないかと思ってしまう。
ドイツもタバコのポイ捨てだらけで汚いが、フランスはもっと汚い。
視覚的な美しさ、過去への憧れから建築物や街なみに注目がいくが、足下を見ればアジア圏の途上国とさして変わらない。
むしろ、ゴミを捨てないとゆー根本的な考えが育っていないこと自体が後進国といえる。
数百年も前にこのような建築物を作り上げ、世界中に戦争を仕掛けてきたヨーロッパ。
その時代は先進国だっただろう。
しかし、今はどうだろうか。原始的に感じる。人々の考え方が。
環境推進国などとドイツは言われるが、全くそんなことはない。単に金がないだけだ。自動車産業以外で何の分野が東アジアと対等に渡り合えるだろうか?
確かに見た目のデザイン性は良いけどね。そこはアジア人は勝てないだろう。
食事はシュークルートを食べた。
ドイツがどれほど食事が不味いか良く分かった一品だ。
真ん中にはザワークラウトがあるのだが、ドイツのそれより全然美味しい。
ドイツのザワークラウトは強烈な酸味が特徴だが、フランスのザワークラウトはコンソメで煮てあって普通に美味しい。
周りのソーセージ達も塩味が薄く、コンソメ風味でおいしかった。
鮭のシュークルートも食べた。
これも美味しかった。
しかし、決して日本食には及ばない(笑)
ドイツより全然マシ!とゆーレベルだ。
ドイツ料理は味が全く違う物を一つの皿にもりもりしてしまう。せめて皿を分けて欲しい(笑)これも金がないからだな。
自分のお土産に買ったアルザスワイングラス
ほとんどのお店が埃だらけで買うのを迷ったが、商品に埃がないお店を選んで購入。モノは同じなんだけどね(笑)
この辺が日本人の悪いところかなー
ボロクソ書いているがヨーロッパ細かいことを気にしない大らかさは良いところだと思っている。