話と違う
日本は梅雨に突入しただろうか?
ジメジメとした毎日は辛いばかりだ!
こちらドイツは湿度が低く気温が高くても過ごしやすいという話だ。
しかし、先週は寝苦しい日が続いた。
日本の最高最低気温の差をみると、5℃程度と比較的1日の温度が安定している。
ドイツは明け方12~15℃で日中は30℃近い気温になる。
もちろん、湿度は低い。
ドイツの住宅は冬場の厳しい気温と降雪対策をしている。
斜めの屋根に二重窓、壁面は石材が使われ、屋根のみ木材だ。もちろん、セントラルヒーティングで地下に装置があり、煙突がついている。現代は環境問題なのか金がないのか、薪を使うのではなく、地下の装置で湯煎し、各階の壁面に張り巡らされた配管へ送り込む構造だ。もちろん、温度調節は大家のさじ加減である。ドイツの煙突でモクモクしているのは、水蒸気だ。
まぁ冬対策は良いとして夏対策が全くない。
昼間30℃になると、熱が室内にこもり外に熱が全く逃げない。
仕事後、家に戻り窓を開けるがあまり効果がなく、夜中まで室内は熱がこもり暑い。これが寝苦しい。。。
話と違うぞ!快適気候じゃなかったのか?!
日本はエアコンの普及で室外は過ごしにくくても、室内は快適だ。
こちらの住宅、どうもエアコンが設置できないようだ。
どの住宅を見ても室外機がない。
最新の鉄筋のマンションや会社には付いているだろうが郊外の住宅は全くみられない。
もちろん、うちの会社にもエアコンはあるが、照明も付けない仕事場だ。暑くても普通は付けない(笑)
そして、一台扇風機があるのだが、柱の部分がガタガタだった。日本の扇風機の完成度とは全く違う。ちょっと扇風機にぶつかろうものなら柱が外れてしまうのではないかとゆーくらい、ガタガタのグラグラだ。
で、寝苦しさに痺れを切らした私は電気屋へ行った。
最新なら柱がガタガタグラグラではないだろうと信じていた。ここは先進国、安全第一だろー!なんてのはとうになくなっているが、さすがにそんなものは古い会社の扇風機だけだなーと思っていた。
しかし、やはり後進国ドイツ!
最新の1万円以上する扇風機もガタガタグラグラだ(笑)クソだなっ
これでは東アジアで勝てないぞ。
経済の中心はもはや東アジア東南アジアだ。
こんな商品は売れないぞ。車だけで何とかなる時代は終わるぞー
もちろん、欧州の雄ダイソンの超高額ホット&クーラーも売っているが、ドイツ人の大方の評価はただ高いだけ。代わりの物はたくさんある。この製品の価格はこちらで7万くらいだ。これは手が出ないし、うちの奥様曰わく、会社で使っていたが全く涼しくなく、扇風機に変えたと言っていた。
ちなみに、エアコンも売っていたが一台しか置いていなかった(笑)やはり設置できないのだな。
悩んだが、寝苦しいのは無理だ。
そこで選んだのは低丈の扇風機だ。
ドイツでガッツリ中国企業製品を買うのは嫌なので、ドイツの会社のにした。
しかし、普通メイドイン~とか生産国を書くルールになっていたとCEの決まりであったと思ったがドイツ企業品は特に書いていなかった。んーEU圏内はユルユルなんかな?
で、買ったのがこちら!
さすがにデザイン性は良いと思う。
外観は金属で、脚は鏡面仕上げで高級感を演出している。この辺の欧州人の感性は素晴らしいとおもう。
しかし、箱を開けてビックリ!
組み立て式(笑)
そこはまだ許せるが、取説が油まみれでベトベトだった。。内容もCE適合には程遠い適当さだったな。
この取説はドイツ語と英語表記だった。
パラパラと見た後、組み立てすると。
分かるだろうか!!
日本語でシマル、ユルムと表記されているのが!!
なぜ?日本市場向けへの野心か?
売れるわけないだろー(笑)自信過剰過ぎ(笑)
欧州絶対論に洗脳された奥様しか買わないだろう(笑)
この品は50ユーロ、日本円で6000円くらいだ。これにざっくり2倍~3倍の利益を付けて売るわけだ。気をつけて欲しい、欧州性の家電は絶対に買ってはいけない!
そして、この品、日本で必須の機能がない。
タイマー設定だ。
環境先進国?笑わせてくれるな(笑)
と、文句をつらつら書いたが、この扇風機の購入によって、久し振りに熟睡することが出来た!ありがとさん!
いつまで耐久出来るのか非常に心配だが、買って数日故障していない。
来週は何故かドイツ35℃になるらしーからねー。
頑張ってもらおう!オシャレな扇風機くん(^-^)(笑)